アケコン・レバーレス用キーキャップの選び方:PBT昇華印刷とABSの違い
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アケコン・レバーレス用キーキャップの選び方:PBT昇華印刷とABSの違い
キーキャップは指先が一日中触れるパーツで、素材と印刷方式が変わるだけで触り心地・耐久性・見た目が大きく変わります。「昇華印刷 キーキャップ」「PBT キーキャップ」「ABS キーキャップ」で迷う方へ、PBTとABSの違い、印刷方式の差、サイズの選び方を実際の製品仕様に沿って解説します。
PBTとABS、キーキャップ素材の違い
キーキャップの主な樹脂素材がPBTとABSです。どちらが上位というものではなく、求める質感とメンテナンス性の方向性が異なります。
PBT素材:油汚れに強く、質感が長持ち
PBTは硬度が高く油を吸収しにくいため、長時間使用しても光沢のある「油光(テカり)」が出にくいのが特徴です。傷が付きにくく、爪で引っかいたり長時間の連打でも摩耗しにくいため、寿命が長い素材です。手触りは微細なマット質感でサラサラとしていて滑りにくく、長期間使ってもその触感がほとんど変わりません。「サラサラ感を長く保ちたい」「連打で酷使する」人に向いています。
ABS素材:軽量で、豊富なカラーとグリップ感
ABS素材はもともと軽量で硬度が高く、摩擦や傷を効果的に防止します。表面の強化サテン加工により、優れた滑り止め効果を保ちながらさらっとしたベタつかない触感を実現し、長時間使用でも表面のツヤ出しを抑えます。豊富なカラーバリエーションから自由に組み合わせられ、異なる色で各ボタンの機能を区別すれば、視覚的な魅力と操作の記憶性を同時に高められます。配色を楽しみたい人向けです。
昇華印刷と表面印刷、パターンの入り方が違う
昇華印刷は鮮明で色落ちしにくい
昇華印刷は高解像度のデザインを再現でき、レーザー刻印やシルク印刷よりも視覚的に細やかです。PBTキーキャップへの密着度が高く、通常使用では剥がれたり退色したりしにくく、耐久性が大幅に向上しています。
触感を損なわないのが強み
昇華印刷はPBTのマット質感と相性が良く、コーティング印刷のような凹凸やベタつきが発生しません。パターンは鮮明に見えるのにキー表面の触感を一切損なわず、常にサラサラとした快適な手触りを維持します。印刷がキレイでも触り心地が犠牲にならない——これが昇華印刷を選ぶ理由です。
素材×特性 早見表:どちらがあなた向き?
| 比較項目 | PBT(昇華印刷) | ABS(強化サテン加工) |
|---|---|---|
| 油汚れ・テカり | 油を吸収しにくく油光が出にくい | 強化サテン加工でツヤ出しを抑える |
| 耐摩耗性 | 傷が付きにくく連打にも強い長寿命 | 硬度が高く摩擦・傷を防止 |
| 質感 | 微細なマットでサラサラ、変化しにくい | さらっとベタつかず、滑り止め効果あり |
| 印刷・見た目 | 昇華印刷で鮮明・繊細、色落ちしにくい | 豊富なカラーで自由に配色できる |
| こんな人に | 質感を長く保ちたい・酷使する人 | 軽さと色のカスタマイズを楽しみたい人 |
サイズの選び方:24mmと30mm、内径を確認
キーキャップ選びで最も失敗しやすいのがサイズです。アケコン・レバーレス用ボタンは、一般に取付穴が24mm(φ24mm)と30mm(φ30mm)の2種類に分かれます。キーキャップは取り付けるボタン径に合わせた内径のものを選ぶ必要があり、素材によって内径がわずかに異なる点にも注意してください。
| 対応ボタン | PBT昇華印刷キーキャップ 内径 | ABSキーキャップ 内径 |
|---|---|---|
| 24mmボタン用 | 内径 20.1mm | 内径 20.5mm |
| 30mmボタン用 | 内径 25.1mm | 内径 25.5mm |
キーキャップの厚さはPBT・ABSともに6.3mmです。当店のボタン本体は取付穴寸法がφ24mm/φ30mm、対応取付板厚は最大6mm、対応端子は2.8mmファストン端子です。ボタンとキーキャップのサイズを揃えて選ぶと安心です。
PBT昇華印刷キーキャップを搭載した現役モデル
「最初からPBT昇華印刷キーキャップで使いたい」方にはM3Proが参考になります。M3Proは全新のPBT昇華印刷キーキャップを標準搭載し、耐油性が高く油光が出にくい、サラサラとした触り心地を最初から楽しめます。本体はCNC精密アルミ合金のトップカバーを採用し、300×200×14mm・約1,100gと薄型・軽量です。
キーキャップ交換の注意点
ご購入前に、コントローラーのボタン穴のサイズを必ず測定してください。24mmと30mmのどちらのボタンが、どの位置に何個使われているかを数えておくと、必要な内径・数量を正確に選べます。当店のキーキャップは単品販売に対応しているため、たとえば16個必要な場合は数量で「16」を選択できます。特定のセット構成をご希望の場合は、購入前にお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
Q. PBTとABS、初めてならどちらを選べばいい?
A. 触り心地の変化を抑えて長く使いたい、連打で酷使するならPBT昇華印刷がおすすめです。軽さや豊富なカラーで自分好みに配色したいならABSが向いています。どちらも硬度が高く傷に強い素材です。
Q. 昇華印刷は使っているうちに文字が消えませんか?
A. 昇華印刷はPBTへの密着度が高く、通常使用では剥がれたり退色したりしにくく、耐久性が高いのが特徴です。
Q. 24mmと30mm、どちらのキーキャップを買えばいい?
A. まずお使いのコントローラーのボタン穴(φ24mmかφ30mmか)を実測してください。24mmボタンにはPBTなら内径20.1mm・ABSなら内径20.5mm、30mmボタンにはPBTなら内径25.1mm・ABSなら内径25.5mmを選びます。
Q. 必要な数だけ買えますか?
A. 単品販売に対応しているため、必要な数量を選んで購入できます。16個必要なら数量「16」を選択してください。
Q. 昇華印刷キーキャップが最初から付いたモデルはありますか?
A. あります。M3Proは全新PBT昇華印刷キーキャップを標準搭載しています。
まとめ
PBT昇華印刷は「油光が出にくく質感が長持ち、印刷が鮮明で色落ちしにくい」——質感と耐久性を重視する人向け。ABS強化サテン加工は「軽量で豊富なカラーを自由に組み合わせられる」——カスタマイズを楽しみたい人向けです。どちらを選ぶにしても、まずはボタン穴のサイズを実測し、24mm/30mmに合った内径を選ぶことが失敗しないキーキャップ選びの第一歩です。